受講生の声
2012年2月卒業生 Mさん
「コレかな?」が「コレだ!」に変わりました。
卒業 | 2012年2月 |
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コメント | この年齢(44歳)で新しいことにチャレンジすること。 さらに先生方や研修センターの雰囲気もわからない期待と不安の中、初めて研修センターを訪れた日を思い出します。 以前から、スポーツで培った体力を何かに生かせないだろうか?と考えていたところ、 ふと印象的な思い出が浮かんできました。 もう20年以上前になりますが、 大学時代に同じ空手部の先輩が卒業後、介護老人保健施設に就職されたことを聞き、職場に伺ったことがありました。 その時、先輩が足の不自由なおばあちゃんを抱きかかえてトイレに連れて行ってあげている姿を見ました。 あんなに強かった先輩がおばあちゃんに優しく話しかけ、車いすに乗ったおばあちゃんを優しく抱きかかえてトイレの介護をされていました。 「培った自分の体力をこんな風に生かすこともできるんだ。」 今でも思い出すと涙が出るくらい感動しました。
でも今の自分にはこれといった資格も経験もありません。 いろんな資格を調べましたが2~3年の学校通い、高額な授業料・・・ 現実的に難しいものでした。 そんな時、縁あってこの研修センターの存在を知り、「コレかな?」と思って飛び込んでみました。 実際どれだけの研修期間でどれだけの結果になるのか?なれるのか? 不安でしたが熱心な先生方の研修を受けるにつれて大きかった不安が小さくなり、小さかった自信が大きくなり始めていることに気が付きました。 「コレかな?」が「コレだ!」に変わりました。 研修センターでは先生から教えていただいたことだけでなく、研修生同士で相談し合ったり、教え合ったりして、理解を深め、親睦を深めながら、技術を覚えることができました。
約一カ月の研修終了後、先日現場デビューが叶いました。 お客様に触れられる喜びやご満足いただけた時の感動。 この年齢になったからそう感じるのか? 今まで「自分さえ良ければ。」「自分さえ気持ち良ければ。」を優先して生きてきたような自分に反省と後悔の気持ちが生まれました。 まだ現場に入って一週間ほどですがお客様が来て下さること。お客様に触れられることがたまらなく嬉しい。 「楽にしてあげたい。元気になって欲しい。」 自分の母に施すように、自分の父に施すように一切の手を抜かず、気を抜かず取り組んでいます。 直接触れる自分の指や手のひら通じてお客様の“お疲れ”を少しでも緩めてあげることに大きな喜びとやりがいを感じています。
「楽にしてあげたい。元気になって欲しい。」 今はそれが“自分の気持ちよさ”になりました。 |